起源の光、終焉の闇  2Pick リーダー解説「ドラゴン」編

 

今回は起源の光、終焉の闇で安定部分に強化を貰ったと言えるであろうドラゴンの紹介のリーダー解説です。

 

・カードパック「時空転生」からの変化について

時空転生では竜の峡谷をPick出来るかどうか?がドラゴンの5-0するための第一ステップ、そこで躓くとデッキが崩壊してしまう・・・という不安定さ

そして、実際にPickが出来ても2マナ帯が非常に薄かったことから、強力なカードが揃っているニュートラル枠で2マナカードを積極的に取らなくてはいけない=結果的にデッキパワーが落ちてしまうということが良く起きてしまう欠点を抱えているリーダーでした。

 

起源の光、終焉の闇になってからは峡谷依存のPickや2マナ帯不足がある程度解消されたと言えるでしょう。

ドラゴンの飛躍になった主な要因は峡谷依存、2マナ不足を賄ってくれるオルカの大渦、そして純粋なカードパワーの高さを誇る、相反する息吹・ガルアでしょう。

この2枚がともに竜の峡谷と同じシルバーである事で以前は峡谷が取れなかった場合ガタっと落ちてしまっていたデッキパワーが峡谷が取れていないけどオルカの大渦or相反する息吹・ガルアが取れているからOKということが多くなった印象です。

そういった意味では時空転生から比べドラゴンはデッキの最大値が高くなった訳ではなく平均値が高くなったとリーダーと言えます。

 

 

弱点はシルバーは強化されたものの未だにゴールドレジェンドが弱い事…

どれもこれも外ればかりなので強カードが来たらラッキー的な感じでいいは良いんですが、正直カードじゃないカードだらけなのは何とかならないんですかね・・・

そして、受けがかなり弱い事。こっちの方が重大ですね。

竜の峡谷が7Tアミュレットということで相手に圧かけられたら出せない事ですね・・・いくら強カードだと言ったって出せなかったら意味がないんだ!!

 

 

 

・基本的なPick方針

基本的なPick方針についてですが、何だかんだ平均値が上がったとは言え、時空転生から軸といったカードは変わりません。「竜の峡谷」が軸になるかと思います。

竜の峡谷がアミュレットカードであることを考えると、竜の峡谷を出すターンは出来るだけ相手の盤面が空の状態で出したいものです、仮に手札事故を起こしていたりすると竜の峡谷をだしたけど詰め切られて負け…なんて事になりかねませんから、序盤から積極的に低マナカードを取っていくべきだと言えるでしょう。

また竜の峡谷を出す事が出来れば、ほぼ勝ちだと考えるとコストの高いカードを取りすぎるのも危険です。氷炎竜やケートスなどドラゴンの強力カードはありますが、注意しながらPickを行いましょう。

 

・高評価・低評価カードまとめ

ブロンズ

高評価カード

バジリスクライダー・大亀の長老・竜友の少女

 

バジリスクライダー

ラストワードに必殺が出るって書いてある必殺 ちょっと何言ってるのか分かんないです

4T目に出すと、相手はこのカードを対処するのに苦労するので、テンポを取る事が出来る→7T目の峡谷が出しやすくなる→WIN

ただ一番強いネメシスが一番対処簡単にしてくるのがなんか悔しい でも強いので最優先で取りましょう。

 

・大亀の長老

覚醒になったら進化を1回復してくれるおじいちゃん

起源の光、終焉の闇は前環境と比べてロングゲームになる事が多くなったので進化が1回多く使える効果は非常に強力

最悪4マナで出せると言えば出せるのでバジリスクライダーと一緒にでた時以外は取りましょう。

 

・竜友の少女

3マナ2/1のトークン ドラゴンは竜の峡谷まで何とか場をイーブンにする事が重要なので、こういった横に並ぶカードを取っていくことが重要だと思います。

中盤以降になってからもこのカード+1アクション なんかで一気に場を横に広げられますし相手に圧をかけれるこのカードはめちゃ強なはず。

トークンのラストワードが地味につよい

 

低評価カード

竜の未来視・竜の託宣・シャドウドラグーンコーダ

 

・竜の未来視

ドラゴンカードをサーチ出来るカード アドバンテージを稼ぐ代わりにテンポを失うカードは竜の峡谷を置く という目標が7T目にあるドラゴンにとって相当打ちにくいカードです。

打つと大半負けちゃうと思うので取るのはやめましょう。

 

・竜の託宣

今日ぼくはこのカードを紹介する為にブログを書いたと言っても良いかも知れない それくらいのカード。

構築では強いPPブースト系のカードですが、覚醒前に打つと手札は減るし盤面がかなり相手側に寄ってしまうし、かと言ってPPを次ターンから使い切った動きが出来ないと加速させたプラス分を回収しきれないなんて事も結構あったりで2Pickにおける竜の託宣はかなり点数の低いカードだといえます。

環境、またはそこまでのデッキのよっては加速させたPPを存分に活かしたり、失った手札や盤面をすぐに返したり出来るデッキでとってもいい機会もあるかもしれませんが、基本的にはPickを避けるべきカードであると思います。

 

・シャドウドラグーンコーダ

攻撃されない5/2ということでこのカードで勝てる時もあるとは思うんですが、低マナ除去にあっさり取られると相当な痛手になってしまうので基本的にこういう安定しないカードは取らない方が良いです。

 

ちなみにぼくはこれで20点削りました じまんです。

でもとっちゃだめです。

 

シルバー

高評価カード

竜の峡谷・相互する息吹ガルア・オルカの大渦

 

・竜の峡谷

ドラゴンの軸となるカード 安定したとかほかが強くなったとは言えこのカードは最強です。提示されたら1枚目は何が何でも絶対取りましょう。

7マナで3ターンの間5/5がでてくる スタッツ変換7/15/15!スタッツお化け!

 

ちなみに僕の評価はこれです(100点満点中の話です)

 

・相互する息吹ガルア

ドラゴンのホームランバッターが峡谷なんだとしたらこのカードはアベレージヒッターといったところでしょうか。

白の息吹は先手を持った時のカード補充にもってこいのカードですし、黒の息吹は4マナで何でも破壊してくれるいつでも嬉しいカード そのどちらかを補充出来るんだから弱い訳がない!

最速で出しても引き合いになってもいつ引いても強いこのカード。1000枚取れ!

 

・オルカの大渦

ドラゴンのアベレージヒッター2号 オルカの大渦

エンハンスでオルカの出す枚数を調整出来るのでいつ引いても安定した動きを1枚でしてくれるのが本当にありがたい。

このカードのお陰で多少マナカーブが崩れていても何とかなるのが本当に偉い偉い。

ただ打つなら6Tに打って盤面を横に並べておくと次の峡谷に繋げやすいのでそこで打てればベストなのかなと思います 後手4Tに打つのも好きです。

 

あとゴールドレジェンド枠の原初の竜使いやジャバウォックとも相性が良いです。

特にオルカジャバウォックをキメたらもう2Pickドラゴンは辞められない。

 

低評価カード

美麗なる竜人マリオン/屠竜の勇士・ケートス

 

・美麗なる竜人マリオン/屠竜の勇士

ドラゴンのシルバーは抜きん出てこのカードを取るな!というのはあまり無いと思うのですが、この2種類のカードについては注意が必要かもしれません。

ドラゴンカードを別のカードに変える効果を持っていますので、強いドラゴンカードだらけの手札だけど2パスしたくないから出さなくてはいけない・・・みたいな感じになる事が割とあります。この2種については取扱に注意を

 

・ケートス

スタッツはマナから考えると若干物足りないスタッツもコストの一番低いカードを破壊できるという強力効果の持ち主

ただ、9マナで 更に言えば最も低いコストのカードを破壊するという効果なので強く使える時とそうでないときの差が激しかったりします。

また、ドラゴンは序盤を辛抱する事が先程から言ってる通り大事なのでこういったカードを積極的に取ると痛い目を見るかも知れません。このカードのPickは比較的慎重さが必要かも。

 

ゴールド・レジェンド

高評価カード

竜の炎ジルニトラ・アジダハーカ

 

・竜の炎ジルニトラ

ハズレだらけのゴールドレジェンド枠で唯一と言っていいほどの超大当たり枠

進化なしでも2/3と4/4突進なのですが進化するともう1枚4/4がついてきてなおかつ3面取り出来てしまうすっごいヤツ

割と決まったら勝ちみたいな所あるのでこのカードは横が何でも取って良い級のカードだとおもいます 迷ったらジルニトラを取れ!!

 

・アジダハーカ

もともとはこのカードも超大当たり枠の1枚だったんですが、この環境はゆったり盤面を奪いあうゲームになりやすいのもあってアジダハーカの点数は落ち着いたと言えると思います。

それでも6点火力の疾走カードなだけで超強力なのは間違いありません。仮に劣勢気味になってからでもこのカードが入っているだけで詰めプランに移行して勝ちをもぎ取ることも出来るようになりますからプランを増やす そういった意味でも是非取りたい1枚です。

 

低評価カード

赤き猛竜・無謀なる戦・ビュートーン

 

 

・赤き猛竜

カード1枚分ですら無いカード第1号

進化使えば10/10という強力スタッツで相手のライフを一気に半分削る事ができるこのカードですが、もともとが0/5というスタッツなので対処されてしまえばそれまでですし、仮に殴れても相手に相当有利な盤面を作らせてしまう。

基本的に出すタイミングはありません。 手札で温めてマリオンかケートスで違うカードに変換しましょう。

 

・無謀なる戦

カード1枚分ですら無いカード第2号

7マナアミュレットでニュートラルに疾走をつける構築ではすげーヤツ

2Pickでは7マナ払って自分の盤面を1枠潰せるすごいやつ

無謀なる戦のおかげで勝てました!って人いたら教えて欲しい。

基本的に出すタイミングはありません。 手札で温めてマリオンかケートスで違うカードに変換しましょう。

 

・ビュートーン

カード1枚分ですら無いカード第3号

デッキの中身を全部7マナ以上にしてくれるすごいやつ

彼は頑張っていると思うから皆も理解してあげて欲しい。

基本的に出すタイミングはありません。 手札で温めてマリオンかケートスで違うカードに変換しましょう。

 

 

まとめ

ということで今回はゴールドレジェンド枠に未だ難あるものの 大幅強化を受けて、覚醒したドラゴンの紹介でした。

非常にパワフルなリーダーですのでぜひとも使ってみてくだされ~

 

近い内に点数表の方も作成したいなといった気分なのでそちらもご期待頂ければ…